薩摩切子をご存知でしょうか?
薩摩切子とは世界のガラスの中でも珍しい”ぼかし”ガラスを採用した製品で、見る人々を魅了し続けています。
今回は薩摩切子とは何なのか?本物は価格が高いって本当なのか?など気になる点をまとめてみました!
薩摩切子って見た目がキレイ!
薩摩切子って見た目がすごくキレイなんですよね。
もともとは幕末から明治初頭に栄えた薩摩切子ですが、近年までその技術が途絶えてました。
現在存在する薩摩切子の製品のほとんどは1980年代後半に職人・研究家などにより復元されています。
本当にすごいですよね!100年以上も前に途絶えた技術を復元させるとは…。
ガラス工場がないと復元も試みめないし。その当時の熱量を感じ取れますね!
また薩摩切子の魅力の一つにガラスの色の豊富なバリエーションがあげられます。
単色でもとても美しいのですが、2色を合わせた色味などもあり色彩の変化を楽しめます!
ぼかしって何?
世界を見渡しても”ぼかし”が入ったガラスは珍しいです。
”ぼかし”とはガラスにできるグラデーションのことを言います。
薩摩切子は鉛を24~25%含むクリスタルガラスを使用し、色の付いていないガラスの表面に色の付いたガラスを1~2ミリ程度溶かしつけます。
2重にガラスを重ねたような形になります!
そのガラスを切り込みを入れ、磨きあげた製品を「薩摩切子」と言います。
色の付いていないガラスと色の付いたガラスの間にできるグラデーションを「ぼかし」というのです。
本物を見極めるには?
現在では製造復刻は「島津興業 薩摩ガラス工芸」「薩摩びーどろ工芸」の2社しかできません。
本物である証しとして、それぞれ製品に刻印があります!
本物を見極める際のポイントになりますよ!
入荷して販売している店舗もありますので、本物かどうかは刻印をみて確認しましょう!
価格が高いって本当?
薩摩切子は価格が高いです!
小さなお猪口でも¥20,000~¥30,000程度は平気でします!
一般的な感覚で言えばとても価格は高いでしょう。
お金持ちの観賞用といっても過言ではないかもしれません。
大量生産できず、職人さんが一つ一つ手作りのため価格は高くなります。
ただその美しさから求める人は多く売り切れになっている商品もあります。
決して安い買い物ではありませんので、よく考えて購入する必要がありますね。
取り扱いは繊細に
薩摩切子は繊細な商品ですので、取り扱いに注意が必要です。
注意事項は↓の通りですので、自分のライフスタイルに合っているか確認してくださいね。
・やわらかいガラスなのでガラス同士をぶつけない。
・食器用洗剤を溶かしたぬるま湯に浸し、スポンジで丁寧に洗う。
カット面は時々柔らかいブラシで洗う。
・食器洗浄機、電子レンジ等は使えない。
どこで購入する?
取扱店はどこにある?
私は旅行で鹿児島の仙巌園に訪れた際に、島津薩摩切子直営店で一目惚れして購入しました!
それぞれ薩摩切子は鹿児島に直営店がありますが、関東を中心に取扱店がありますので、興味がある方は足を運んでみましょう!
ちなみに薩摩切子はアウトレットセールや型落ちセールは一切行いません。
直営店・取扱店では価格に違いはありませんよ。
店舗がどこにあるか知りたい方は↑のリンクから見てみてください!
通販で購入する!
取扱店が近くに無い場合は「公式オンラインショップ」や「ネット通販」(Amazonや楽天市場)で購入してもどちらでも構いません。
こちらも取扱店よりも価格が高いなんてことも安いなんてこともありません。
○公式オンラインショップは品ぞろえの多さが断トツ多いです。
直営店も店舗サイズに限りがありますので、どんな商品でも選べるのはオンラインショップ最大の特徴です。
またサービスとして、ギフトカード・メッセージカードなどがあります。贈り物で使用するときは便利ですね!
○「Amazon」や「楽天市場」はポイント制度が充実しています。
公式オンラインショップほど品ぞろえはありませんが、公式オンラインショップはポイント制度がありません。
ご自宅でお使いになる場合や贈り物の場合でもメッセージカードなどをご自身で準備したい方は、「Amazon」や「楽天市場」でも十分だと思います!
まとめ
見た目が美しい「薩摩切子」
薩摩切子とは世界のガラスの中でも類をみない”ぼかし”ガラスを採用した製品で見る人々を魅了し続けています。
薩摩切子とは何なのか?本物は価格が高いって本当なのか?など気になる点をまとめてみました!
ぜひ興味がある方は、商品の美しさを見てみてください!
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